プロのカーフィルムの貼り方がわかる!!
フィルム貼り虎の巻(ドアガラス編)
*施工は当店オリジナルの『プロ用ツールセット』の使用を前提に紹介しています。 |
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カット済みカーフィルム施工手順 |
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<下準備・ガラスクリーニング>
1.始めに、ドアの内張りに液剤が掛からないようにするために養生ビニールを貼ります。
ポイント:布地の内張りの場合は濡れずに済みますし、フィルムの粘着面が付いてもゴミの付着が防げます。 |
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2-1.ガラスを少し下げ、スプレーボトルにガラスクリーナーの原液を15ccを水500ccで薄めたクリーナーをガラス全体にスプレーします。
2-2.スクラブパット(白くて硬いスポンジのようなもの)で力強く擦ります。特にガラスの上部はゴムが付着している場合があるので念入りにやりましょう。しっかりやるとフィルムが貼りやすくなるばかりか、仕上がりも良くなります。
ガラスを上げて残りもクリーニングします。
注)乾かさないでください。 |
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3-1.クリーニングが終わったらオートスプレーに水1000ccと張り込み用液剤15ccを入れます。(入れすぎると上手く張り付かなくなるので注意!)また少しガラスを下げ、それをガラス面にスプレーし、ガラスクリーナーを流します。
3-2.その後、ジュラコベラでガラス全体を良く掻き微細な付着物を落とします。ヘラで掻いて「カリッ、カリッ」と音がしたり、違和感があれば付着物があるということですのでそれらがなくなるまでやってください。
3-3.クリーニングしづらい際もヘラで良く掻いておきます。
3-4.ガラスを上げて内張りにかぶる部分等残りの部分を同様にします。 |
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4.もう一度ガラスを少し下げ、全体にまんべんなくスプレーして洗い流し、ゴムヘラで水気を切ります。ガラスの上から順に右→左というように一方向で途中で止めずにスパッと手際よく切ります。
ポイント:ガラス面にゴミを残さないというイメージでやってください。
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5.脇に残っているかもしれないゴミをスプレーで流します。
ガラスを上げて同様にし、また少し下げた状態にしておきます。
さあ、これで下準備が出来ました。あとは貼るだけです。
ココからが本番!プロのヒミツが満載です!では行きましょう! |
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7.バケツの中に手を入れて手に付着しているチリ・ホコリを落とし、よく濡らしておいてください。
ポイント:フィルムに指紋やチリ・ホコリが付きにくくなります。 |
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8.貼る寸前にガラス全体にたっぷりスプレーして、その後すぐにフィルムのセパレータをはがしながら粘着面にもスプレーします。養生ビニールにもかけておくとビニールとフィルムが貼りついてしまうのを防げます。
ポイント:いっぺんにはがさず、徐々にはがしながら「はがす先をスプレーする要領で」粘着面に「たっぷり」スプレーしていきます。こうすることで直に粘着面を晒すことがなくなるのでゴミの付着を防げます。粘着面に直接ゴミが付かなければかなりの確率でゴミかみは防げますのでたっぷりかけてください。スピードが大切! |
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10.ガラスのエッジとフィルムとの隙間(クリアランス)を調整します。
1〜2mmが適切です。
ポイント:貼りついてフィルムが動かない場合は端から少しはがしてスプレーしていってください |
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13.ジュラコヘラにワークホース(ペーパータオル)を巻き付けてガラスの際や斜めから透かして見て水が残ってるところを掻き出していきます。
ポイント:スキージで掻いたライン通りにやれば掻き残しが防げます。際はキッチリ掻いて下さい。
あまり何度も掻くと糊が切れてブチブチになってしまうので程ほどに
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14.ヘラを入れにくい部分はワークホースをはずして使ってください。
ポイント:隙間が狭いところはヘラを入れた角度でそのまま引き抜くとフィルムも付いてきて折れる可能性があるので、斜めに引き抜くようにしてください。 |